特定分野会議(自然科学系)

目的

自然科学系におけるモデルシラバスの構築、応用基礎レベルを想定した各分野における教材開発やデータベース等の教材コンテンツの収集、構築、収集した教材コンテンツ等の共有などを目的に設置します。

特定分野校

北見工業大学、秋田大学、山形大学、茨城大学、宇都宮大学、東京科学大学、電気通信大学、長岡技術科学大学、富山大学、静岡大学、島根大学、香川大学、九州工業大学、鹿児島大学+担当拠点校:大阪大学

理工系標準教材

デジタル社会の基本的な素養である数理・データサイエンス・AI教育の普及を目指し、「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム」(以下、「コンソーシアム」という)は、全国330余りの高等教育機関が参画して、「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム」(以下、「MDAモデルカリキュラム」という)の策定をはじめとする様々な活動を行っています。 この活動の一環として、コンソーシアムの中に設置された「特定分野会議(自然科学系)」は、先にMDSモデルカリキュラムに準拠した、数理・データサイエンス・AI(応用基礎レベル)モデルシラバス(以下「理工系モデルシラバス」という)を定めたところですが、このたび様々な教育機関が活用することを期して、理工系モデルシラバスの授業計画に沿った標準教材(以下「理工系標準教材」という)を制作いたしました。 全国の教育機関におかれましては、本資料を活用することで、理工系学部における数理・データサイエンス・AI教育のさらなる普及・展開を進めていただけることを期待しています。

応用基礎レベル モデルシラバス(自然科学系)

本資料は内閣府・文部科学省・経済産業省の定める認定コースのうち、理工系大学、学部等が応用基礎レベルに申請するにあたり参考となるモデルシラバスとして、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム特定分野校会議(理工系)が取りまとめたものです。本会議は文部科学省事業「大学における数理・データサイエンス・AI教育の全国展開」において理学・工学・農学の特定分野校として採択された13大学と担当拠点校が参加するもので、AI戦略2019で定められた学部高学年次、応用基礎レベルの当該理工系教育を発展・普及させることを目指しています。目標である全国25万人の履修を実現するためには、参考として、コンソーシアムが定めた「応用基礎レベル モデルカリキュラム」を踏まえたモデルシラバスを全国の大学に提示することが先決、不可欠の要素であると考え、本会議はカリキュラム分科会の支援の下に、半年間にわたり拠点校による個別特定分野校へのアンケート、ヒアリング、全体会議、グループワークを重ねてきました。ここに、全国の多様な大学の特徴、理念、リソースを活用するとともに、モデルカリキュラムのエッセンスである「認定教育プログラム要素(応用基礎コア)」を網羅したモデルシラバスを提案します。

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