データサイエンス履修の手引き概要

データサイエンスを学ぶには、そのための基礎として、数理系科目(解析・線形代数)、統計系科目(確率・統計)、情報技術系科目、プログラミング系科目を履修する必要があります。科目系統の説明はこちら

このページでは、前期課程と後期課程の主要な科目を図示し、これらの科目間の関係を明らかにしています。さらに、機械学習・データマイニングをゴールとして、いくつかの履修パターンを示しています。

前期課程だけでも、後期課程からでも、大学院に入学してからでも、様々な方法でデータサイエンスを学ぶことができます。履修の参考にしてください。

以下の図は、それぞれの系統の主要な科目と、数理・情報教育研究センターが提供するデータサイエンス分野の科目を示しています。各講義からはより詳細な説明を表示します。

図中の科目名をクリックすると各科目の詳細な説明が表示されます。

基礎統計 数理手法Ⅷ(データ駆動科学の数理) 数学Ⅰ・Ⅱ データサイエンス超入門 データマイニング概論 データマイニング入門 メディアプログラミング入門 数理手法Ⅵ(確率過程論) 数理手法Ⅶ(時系列解析) 数理手法Ⅳ(確率論) 数理科学続論J/統計データ解析Ⅱ 数理手法Ⅲ(最適化手法) (経)文科系のための線形代数・解析Ⅰ・Ⅱ 数理科学続論I/統計データ解析Ⅰ 統計Ⅰ・Ⅱ 数理手法Ⅰ(確率・統計) Pythonプログラミング入門 計算機実験Ⅰ アルゴリズム入門 計算機プログラミング(非専門家のためのアルゴリズムとデータ構造)/(理)教養としてのアルゴリズム入門 情報工学概論(アルゴリズムとデータ構造) コンピュータシステム概論/計算機システム概論 情報工学概論(インターネット工学) 情報 情報メディア論Ⅰ 数理科学基礎・微分積分学・線形代数学

【拡大図】

上図において、青の科目は前期課程科目もしくは数理・情報教育研究センターが提供する科目であり、広く全学に開かれています。数理・情報教育研究センターの提供する科目もいずれかの学部で開講されており、(工)などの印が付けられています。紫の科目は後期課程で開講されている科目で、それらの中でも典型的なものが示されています。これらの科目にも(工)などの印が付けられています。これらの科目は必ずしも広く全学に開かれているわけではありませんが、同様の科目が他の学部でも開講されています。

履修パターン例

以下では、機械学習・データマイニングをゴールとして、いくつかの履修パターンを示します。(なお、データマイニングはデータサイエンスと同義に用いられることが多くなっていますが、ここではより狭く、機械学習とそのための前処理や視覚化などのデータ処理を意味しています。)

文科生が後期課程のみで学ぶ

理科生が前期課程のみで学ぶ

数理系と統計系の素養がある大学院生が学ぶ