ダイバーシティ推進校会議
目的
ダイバーシティ推進校会議では、MDA教育・活用に関わるジェンダーギャップ解消、へき地・小規模校(高校)への教育支援、日本語非母語話者にむけた教材開発といった活動を通じて、MDA教育やMDAアプローチの活用におけるダイバーシティ推進のための活動を行う。
推進校会議参加校
推進校:お茶の水女子大学、静岡大学、琉球大学
担当拠点校:筑波大学
活動内容
1. ジェンダー関連
MDA分野におけるジェンダーギャップ解消のための高校生を主な対象とした講演資料や啓発チラシを作成する。 加えて、無意識のジェンダーバイアス抑制のための(教員むけ)簡易チェックリストも作成する。 これら作成物はコンソーシアム会員校に公開・共有する予定である。
推進校会議参加校におけるこれまでの取組について、詳細に情報交換し、女性活躍にむけた情報発信/シンポジウム開催などを適宜、行う。
活動成果:
- 「数理・データサイエンス・AI教育に関するDE&I推進についてのシンポジウムー女子学生へ分野の魅力を伝える取り組みー」の報告 (「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムニュースレターvol.23」から)
2. へき地・小規模校(高校)への教育支援
島しょ部などのへき地や、少子化地域における学校への教育支援により、MDAアプローチへの興味・関心を高めるような教育支援の内容について、情報発信する。 琉球大学を中心に活動を行っている。
活動成果:
3. ダイバーシティ推進のための課題把握
ダイバーシティ推進にあたって、全国の大学等で抱えている課題の所在を明らかにするため、アンケート調査・分析を行う。
活動成果:
- 「数理・データサイエンス・AI 教育」に関する教育実施状況等アンケートについて(ダイバーシティ推進のための課題把握に関するアンケートの結果報告) (数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムニュースレターvol.23 7頁~8頁)
4. 留学生向けの教育教材の開発・共有
MDA教育を行うための英語教材の開発・共有に取り組む。JV-Campus事業と連動した成果として、発信する。
活動成果:
- JV-Campusでの動画公開 「実践入門!AI・データサイエンス~基礎と展開~」 (スライドは日英併記、英語字幕・日本語説明)
イベント情報
数理・データサイエンス・AI教育に関するDE&I推進についてのシンポジウムー女子学生へ分野の魅力を伝える取り組みー
| 主催: | 数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムダイバーシティ推進校会議 |
| 開催日時: | 2024年12月23日(月) 15:00-16:50 |
| 開催方法: | オンライン |
| 当日の動画はこちら(会員校限定) | 当日のレポートはこちら(「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムニュースレターvol.23」から) |
| プログラム: |
| 司会 | 小西 達裕(静岡大学 情報学部) | |
| 15:00-15:05 | 開会挨拶 | 今川 新悟(文部科学省高等教育局専門教育課専門官) |
| 15:05-15:20 | 「ダイバーシティ推進校会議の取組み ~DE&I推進への課題分析を中心に~」 | 浦田 淳司(筑波大学 MDA教育推進室) |
| 15:20-15:40 | 「女子大学におけるジェンダーギャップを題材としたデータサイエンスセミナーの取組について」 | 伊藤 貴之(お茶の水女子大学 文理融合AI・データサイエンスセンター長) 矢野 緑里(お茶の水女子大学 文理融合AI・データサイエンスセンター特任アソシエイトフェロー) |
| 15:40-16:00 | 「静岡大学におけるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進の活動報告:多様なキャリア形成の機運醸成に向けて」 | 滑田 明暢(静岡大学 大学教育センター) |
| 16:00-16:20 | 「DE&Iと数理・データサイエンス・AIの協働に向けた取組」 | 上原 和樹(琉球大学 数理・データサイエンス・AI教育推進室・国際地域創造学部) 山田 健太(琉球大学 数理・データサイエンス・AI教育推進室・国際地域創造学部) 長嶺 幸見(琉球大学 ジェンダー協働推進室) |
| 16:20-16:45 | 「大阪公立大学理系女子大学院生チームIRISの活動紹介」 | 巽 真理子(大阪公立大学 女性研究者支援室 副センター長) |
| 16:45-16:50 | 閉会挨拶 | 河合 玲一郎(東京大学 数理・情報教育研究センター) |
| お問合せ先: ダイバーシティ推進校会議 事務局(担当拠点校:筑波大学) |
| diversity-mda[at]ml.cc.tsukuba.ac.jp ※[at]は@に置換ください。 |

